桃太郎電鉄2017 とりあえず鉄道含めて全物件買い占めた感想とか歴史ヒーローのまとめ
桃鉄、鉄道駅・桃太郎ランド、物件含めて全て買い占めた。
で、何年か進めて83年次の決算はこの通り。総資産は40兆ほど
桃鉄2017、82年目の収益はこんな感じ pic.twitter.com/8gfJQTEo7s
— ga (@ymmtgk) 2017年1月3日
とりあえず、プレイする際に何か役立つであろうことを書き留めておきます。
【歴史ヒーロー全30のまとめ】
以下の基準で評価。()内は、駅と独占に必要な金額
A:優先的に仲間にすべき。B:あると便利。敵には渡らせないこと。、C:無いよりはマシ程度
・織田信長(名古屋、2311億円):A
岐阜から名古屋になり、味方にしづらくなった分、効果も強力に。敵のカードを叩き割る、敵の貧乏神をキングにする、新効果として奇襲戦法(目的地にゴールする。ゴール後、行動可能)
・大久保利通(鹿児島、18.6億円):B
目的地に近い敵をぶっとばしカードくらい遠ざける。
・加藤清正(熊本、2502.3億円):B
目的地に着いた時もらえる金額が2倍に。仲間にする頃には大体収入も安定しているのでありがたみはそれほど。
・豊臣秀吉(長浜、172億円):B
物件の収入を上げる、刀狩カードをくれるなど。
・水戸黄門(水戸、235.4億円):A
物件を奪ったり、カードをくれたり、パトカード代わりになるなど便利。
・高杉晋作(萩、37.5億円):A
目的地に近づける。比較的安価のため、必ず押さえておくべき歴史ヒーロー
・徳川家康(岡崎、120億円):B
ランダムで独占物件の収益を2倍に。高額駅はなかなか選んでもらえない。
・伊達政宗(仙台、605.6億円):A
進行形カードをランクアップさせる。最強のリニア周遊カードを手に入れるために必要。
1年間他プレイヤーに対してふういんカードの効果。
金額に対してかなり強いため、必ずおさえておきたい
・明智光秀(土岐、24億円):B
資金調達と、高額物件を2割引き程度お値引きして購入できるようにしてくれる。体感、発動回数が多い。京都にいる時に織田信長を裏切って大損害を与えるイベントは健在なので注意。
・源義経(竜飛、26.2億円):A
京都から変更。候補から選んで目的近くの駅へ移動。仲間にしやすくなったが効果は据え置き。
失敗することもあるらしいがごくまれ。
・真田幸村(京橋、115.1億円):A
物件飛び、他プレイヤーを2,3か月ほど金縛り、進行形カードがもらえる、という3つの効果のうち、ランダムで発動。強力。
物件をランダムで獲得
・坂本龍馬(高知、28億円):A
薩長同盟といいながら他のプライヤーの物件を吸収。凶悪。
うんちの近くにいるときに取り除いてくれる。地味。
風林火山のうちいずれかの効果を発動。火だけ微妙。
風:目的地に近い他プレイヤーをサイコロ3つ分ほど遠ざける。
林:ふういんカードの効果
火:他プレイヤーひとりの所持金の減らす
山:他プレイヤーひとりをランダムで動けなくする
・紀伊国屋文左衛門(和歌山、4.5億円):C
イラストが変わり悪役顔に。1年間で捨てたカードを転売して補填してくれる。大体一桁億円ほどと雀の涙程度なので優先度は低い。なぜかAIはかなり最優先で押さえてくる。
・聖徳太子(奈良、79.4億円):B
ぶっとびカード→ぶっとび周遊 など、一部のカードをランクアップしたり、時限爆弾カードのようなマイナスカードを消してくれたり。
・平賀源内(さぬき、8.4億円):A
・アシドメール(他のプレイヤーを3か月足止め)
・チカクナール(目的地に近づく)
・ブッケンカーウ(物件をランダムで安く買える)
・カードツクール(ナイスカード級のカード3枚のうち1枚をランダムで生成)
など、相変わらず強い。
・武蔵坊弁慶(御坊、13億円):A
他プレイヤーからカードを奪う、源義経が仲間の時に豪速球カードなど妨害カードから守るなど、便利。
・石田三成(堺、61.3億円):A
期間延長カード、強奪飛びカードのうちどちらかもらえる。
サイコロを振り3分の2ほどの確率で物件を一つもらえる。
・桂小五郎(出石、2.45億円):B
貧乏神がついている時に、いまいるマスに置き去りにする。置き去りにされたマスを他プライヤーが通ると貧乏神がついていく。
イギリス、薩摩藩から3桁億円前半ほど借金で資金調達。時々、借金総額から1割を返済しなければならなくなるので注意
・クラーク博士(札幌、651.1億円):C
高額物件を所持金いっぱい買い込む。
期の前半で発生すると厄介。
・福沢諭吉(中津、6.3億円):B
たいらのまさカードの効果を発動。
1位の時は害にしかならないので仲間にしない方が良い。
・赤穂浪士(赤穂、24.2億円):A
高額物件を乗っ取る効果がかなり強い。
・黒田官兵衛(博多、1087.2億円):B
物件を調達してくる。水攻めはいまのところ確認できず・・・
・伊藤博文(下関、17.2億円):C
食品物件の臨時収入が発生することがある。
効果が発生しているのかすら分からない。
・高田屋嘉兵衛(淡路島、5.5億円):C
カードバンク駅の効果。毎年3月に所持カードをバンクに送れる。
Aの中でも、平賀源内、井伊直弼、弁慶は最優先で押さえるべき。逆に取られたらすぐに乗っ取ること。
その3人だけでも仲間になればだいぶ優位に進められるのでは。
やってみて、個人的に良いと思う進め方としては、
最初の10数年まではゴールを目指しながら復興駅に止まって良カードを得ながら、
宇都宮や出雲など利益率の高いの物件・歴史ヒーローのいる駅を押さえる。
それからは、シンデレラや乗っ取り系が出やすくなっているので、銀次が出てもいいほど所持金が少ないタイミングでカード駅に優先的に入る。とか。
そのほか前回の記事から追加して・・・
・飯山の八つの玉イベントはあるけど、3つの願いカードは無し
・損害保険カードは無いので、渋谷の保険会社を買おう
・キングボンビーの金庫を1年間キープすれば5兆円獲得というイベントが数十年後半で発生
こないだ上げた記事が思いのほかPVが伸びたので、
あんまり情報性のないものを見てもらってもアレなのでまとめました。
調べてみると確かに誰もあんまり記事書いてないんだよね・・・
とりあえずAI弱くなっていたり、シンデレラカードみたいに強いカードが出やすい分大味になっている部分もありますが往年のファンとしては及第点以上なのではないかと思います。
桃太郎電鉄2017年とりあえず50年やってみた感想
3連休最終日、明日から3日働いて冬期休暇。
その3日が重いよ。
それに引き換え、休みの3日間の何と短いことか。
プライムでカウボーイビバップ見ながら、新しく出た桃鉄とポケモンやってるだけで早々と終わってしまった。
こうして連休をスポイルしていくことにもある種の快感を覚えてしまっているのかもしれない。
桃鉄はさくま三人を相手にしながら100年でどれだけ資産を多く積み上げられるかを競うゲームです。 pic.twitter.com/3Bq9b3W5jI
— ga (@ymmtgk) 2016年12月22日
さて新しく出た桃鉄2017。100年やろうと意気込んでみたけど50年までしか進められませんでした。一人で。
当方、桃鉄歴は関西編とPSPだけです。PSPを一番やりこんだと思う。
400年くらいはやったはず。一人でやっても面白いんですよ?本当に。でももっと有意義な時間の使い方は腐るほどある。
とりあえず、プレイヤー1人vsさくま、さくま、さくまで50年やってみた感想とか変更点とかです。
・キャラデザインについて・・・夜叉姫とキングボンビー以外は適当な印象。ご当地ヒーローもデザインが一貫してないので安いソシャゲみたいな雰囲気。ショックO野とオナラマンはAVに出てそう。
・カードは進行・便利系別れていなく、8枚まで所持可能。カードバンク駅あり。
・増資なし。
・被災地にあたる駅は止まると復興されてプラス駅や物件駅に。復興時に特急周遊カードなど、便利なカードをくれるので序盤は積極的に止まるといいかも。久慈駅は独占するとライブで収入があって便利。「震災駅」という呼び名だけは少しひっかかる。
・キングボンビーはボンビラス星もあり。
・ボンビーはミニ、通常、キング、ナイトメアのみ。ハリケーンボンビーは、キングボンビーの1モードとして続投。(BGMで判断)
・ナイトメアボンビーはカードをランダムで1種類破壊し、破壊したカードは1年間手に入らない。ただし、マイナスカードも燃やしてくれるのでちょっとポンコツ。
ナイトメアボンビーは怖すぎる pic.twitter.com/Xq6ZySekg1
— ga (@ymmtgk) 2016年12月23日
ただビジュアルが明らかに浮いていて怖い。
・体感、変身の頻度は高い気がする。
・「一人で桃鉄」モードでは3人対戦までしかできないので、プレイヤー一人vsCPU3人でやりたい時は、みんなで桃鉄を先に選んでからプレイヤー設定変更で。
・絶好調は今回もあり。ただ、PSPと比べてさくまの凶悪性が薄らいだと思う。(CPUが一斉に絶好調にならない、期間がPSP版と比べて短い、ラッキー運もそれほど。)
・ご当地ヒーローがいろいろと追加・変更された。(発動頻度は少なくなった?)
例
織田信長 岐阜から名古屋へ。その分効果も強力になった気がする。
源義経 京都から龍飛(青森県の北端あたり)へ。効果は変わらず。
井伊直弼 彦根独占で加入。1年間ふういん。強いし、独占に必要な金額も安い。
聖徳太子 奈良独占で加入。ターン開始時に時限爆弾カードなどマイナス効果のカードを消毒(太子)。ラストデビルは無理。
そのほか、真田幸村、清少納言など・・・真田は物件飛びなどがランダムで発動。うん千億の物件のところはまだ買えてないので他にも色々といる筈。
・操作は(PSPと比べて)基本サクサク。読み込みに時間がかかるということもなし。
・とびちりカードなし(さくま対策だったので、個人的に残念)
・北海道⇋東京⇋九州の海路がなくなった
・乗っ取り放題カード、シンデレラカードなど強いカードが出やすいので気が抜けない。(もっとも、乗っ取り返せば対処できるが・・・)
・鳥羽駅独占後、ちらばったパールくんを捕まえたときの金額が増加。(大当たりで数千億のときも)
・AIも若干弱くなった印象。
・☆に願いをカードは、周囲8つのカードショップから選べる仕様に。
総評、色々と変更された点はあるものの、
従来楽しめていた人は今回も安定して楽しめると思います。
※思ったよりも記事が伸びたのでそのうちちゃんと書きます
【映画の感想】シン・ゴジラ
いま話題のシン・ゴジラを日曜日に見にいった。
ゴジラシリーズ自体は全然見たことなくて、(たぶんちゃんと見たのは世の中が無かったことにしようとしているアメリカ版ゴジラぐらい)今回のシン・ゴジラについても特別関心が高かった、というわけではないのだけど、Twitterのタイムライン見てたらなんだかすごい評判なのでつい気になって見に行った次第。
映画館には満員とは行かないまでも珍しく老若男女紛れて人が入っていた印象。年配の方は初代ゴジラをリアルタイムで見てたのかな。
(同じ映画館行くスパンが1週間とかなると予告編が見たことあるやつばっかりで辛いね・・・) 本編は会議のシーンが多くてゴジラの出番が少ないとか、エヴァっぽいとか、石原さとみが浮いてるとか言われてるけど全体的に満足度はかなり高い映画だった。見てないという人はこれ以上読まずに速攻映画館に行ってみてほしい。 石原さとみは外国人役で、確かに浮いてる節はあったけど○ーオンでしっかり学んだんだから許したげて。あの英語が許せないって人はイー○ンに文句言え。会議シーンは確かに多いけど、日本で怪獣が出たらどうなるのかってことをリアルに伝えてくれたと思う。(何言ってんのかさっぱりな部分も多かったけど専門家の意見なんだなあという説得力があった) ゴジラという脅威に対して、主人公だったり、総理だったり自衛隊だったりいろんな立場の人たちがそれぞれの役割の中でできうる限りのことをして対抗するのは、まさにキャッチフレーズのゴジラ対日本を表してると感じた。 問題のゴジラは、ずっとポスターのビジュアルで出てくるもんだと思ってたから初めて姿を現したときは誰だお前!?と衝撃を受けた。目がぎょろぎょろしてるしエラから血がドバドバ出るし不気味ってレベルじゃなかった、ゾワゾワさせられた。そんな第二形態から第三を経てポスターのゴジラ第四形態へ。自衛隊・米国軍が様々な兵器を駆使して攻撃するも、アメリカの地面貫通させる爆弾以外は全然効かない。この辺、兵器に詳しい人とかは垂涎ものなんだろうな、と思ってみてた。当方兵器には詳しくないので「いまの兵器ってすごいんだね」という小学生並みの感想しか出てこなかった。それに対して、ゴジラの無慈悲な反撃。熱線放射強すぎ、容赦無さすぎ。東京を壊滅させてく光景はなんだか心に迫るものがあったな。人も山ほど死んだんだろう、具体的に人が死ぬ描写はないんだけど、主人公サイドの人たち一人ひとり、人となりをうまいこと見せてくれるんで、モブだったとしてもその人にも人生があるんだと想像し易くなって辛かった。見る前から精神的に疲れてたのか、ちょっと泣きそうになった。 終盤、ゴジラの対抗策として血液凝固剤を飲ませるためにポンプ車やら新幹線爆弾やら無人在来線爆弾やら建物爆破で潰しにかかったり、あるものを総動員させてゴジラに立ち向かう展開は良かった。もちろんそれを準備するまでの過程も。日本が一丸となるところはたしかにエヴァのヤシマ作戦に通じるところはあったような。あとはエヴァのBGMまんま使ってたり、兵器を景気よく使ったり、テロップの使い方とかね。エヴァは好きだからその辺は適度ににやにやできてよかった。そんなこんなで見事ゴジラを凍結させて何とか日本勝利。ボロボロの東京で、竹野内豊が「日本はスクラップ&ビルドでやってきた国だ、今回もうまくやれるさ」的なセリフでグッときた。もろ放射能問題絡めてきたし、震災はすごく意識されて作ってんだろうな。監督なりの日本へのメッセージなのかなと。 ラストに映るゴジラの尻尾。あれ短くてよく見えなかったからもっかい見たいwゴジラと同じ背びれのある骸骨が取り込まれてるのはなんとなくわかったんだけどな。ロダンの地獄の門的な、意味深な神話っぽいオブジェなのかとその時は思ったんだけど細かく見ると色々考察されそうなラストだったな。 だらだらと書いてしまったけど、総じてシン・ゴジラは良かった。日本でも、こんな映画が作れるもんだと神から目線で感心しました。今年色々見た中でも一番かも。映画内のセリフを借りると「日本はまだやれる」と思った。2回3回見たいという気持ちもわかる。もっかい、ゴジラ第二形態に会ってゾワゾワしたい。【映画の感想】ONE PIECE FILM GOLD
ワンピースの映画見にいってた。
映画は今回で3年半ぶりらしい。そんなに経ってたんか・・・
新世界以降は原作は絵がごちゃごちゃしてるだの、マンネリ化しているだのと世の中で言われてはいるものの、また自分でもそう思う部分はありつつも、なんだかんだ毎週読んでコミック集めてる人も多いんじゃないんだろうか。まだ半分ぐらいらしいけど、死ぬまでには結末を見たいもんやね。
さて、今回のFILM GOLDについて。
「STRONG WORLD」、「Z」を超える、究極のエンターテインメント大作!!
というのが売り文句。(公式サイトより)
「STRONG WORLD」は地元の寂れた映画館で、初公開から半年後ぐらいに見ました。すごく余談。
世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」を牛耳る、ギルド・テゾーロをぶっ飛ばすというのが大まかなストーリー。そこにナミの昔の泥棒仲間が出たり、革命軍や海軍本部が絡んだり。
グラン・テゾーロは海賊船でありながら全長(・・・のはず)10㎞。もはや一つの島。
原作で世界最大の船と言われてたスリラーバークとどっちがでかいんだろうか。
グラン・テゾーロにはカジノ場、ゴルフ場もあり、黄金でできたビルが立ち並ぶ。
FILM GOLD特典777巻の作者コメントによれば、今まで人類が掘り出した金を全部足しあげても15万tで、20mの立方体ぐらいの大きさらしい。
黄金でできた建物が立ち並ぶグラン・テゾーロはどんだけ重いんだろうか。で、それだけ金があると価値は現実世界ほどあるんだろうか・・・あんまり突っ込んでもしょうがないけど。
以下は鑑賞後の感想。
結論から言うと、STRONG WORLD、Zよりも満足度は高い。
100点満点でいうと70点くらい。
ワンピースの映画は毎回、麦わらメンバーの中でも空気と化しがちなクルーがいるもんだけど、今回はそれが少なかったように思うのがまずひとつ。
バトルシーンも二転三転しながら迫力があってよかったし、気になるようなゴリ押し展開もなかったように思う。
懐かしのキャラが出たり、支配に対抗して打ち克つのはアーロンパーク編や空島編、ドレスローザ編のセルフオマージュなのかな~と。そういう原作読んでる人からするとにやっとするようなところがあったのも良かった。
(テゾーロの「所有物だ」みたいな発言から、アーロンパーク編へのセルフオマージュが特に顕著だったかも)
惜しい点としては、キャラを詰め込みすぎて少しストーリーの部分が軽くなってしまったのかな、と。
今回の大ボス・テゾーロはカジノの支配者、ただの金の亡者ではなく、そこに至るまでの設定もかなり練りこまれたキャラクターだったのにそうした過去は走馬燈のように断片でしか語られず、もったいなかったように思う。
そこにナミの昔の泥棒仲間やら、革命軍やら、借金に苦しむ奴隷・子どもたちやらが絡むので、テーマみたいなのもばらついた印象がある。
全体にばらつかせるよりは、テゾーロのストーリーをもっと深堀りしてやるとか、
テゾーロの復讐やらこの世はすべて金みたいな価値観と対比させるようなストーリーをほかのキャラクターにもたせるとか、そういうのがあるともっとよかったんじゃないかなーと。
エンターテインメント性を重視させた結果だったのだろうか。
777巻のテゾーロの過去が良かっただけに、ちょっとそこは残念。よく言えば映画と特典で2度美味しいということにもなるのかもしれないけど、映画だけで完結してほしさはある。
そういう気になる部分はあったものの、それを補ってあまりある終盤の盛り上がりは劇場で見る価値があると思う。ちなみに今回は時間の都合で3D版を見たけど、3D版でみるうまみはまったくないです。
最後に、気になった細かい部分をいくつか。
映画の中盤、テゾーロの罠にかかり、奴隷たちが閉じ込められている地下空間に落とされるルフィとフランキー。
「たのむ・・・食糧か水をくれ・・・」と迫る奴隷たち
「そんなもん持ってねえよ」とルフィ。
特に何も言わないフランキー。あれ、フランキーって腹に燃料のコーラ入ってなかったっけ。原動力だし、あげる義理はないけど、そういう男気を見せるシーンが来るのかと思っただけに肩透かしをくらった。
終盤、海楼石の鎖をかけられたルフィ、しれっと自力で抜け出してたな。奴隷の子どもが外したのか・・・
そういうガバってる部分はありつつも、
2度目になるけどワンピース好きなら見る価値のある映画です。
他人の幸はクソの味
20代も半ばに差し掛かり、昔の友人・いとこ・先輩、周囲の人間がどんどん結婚だの子どもが生まれただの、ライフステージを登っていっている。
・・・焦る。
や、焦ったところで何がどう変わるというわけではないのでしょうがないのだけれど、
焦る。
こないだ、いとこの結婚式に出て、いとこはもちろん叔父さん叔母さんが本当にうれしそうな顔をしているのを見て、(あーやっぱりこういうのが親孝行なんだなあ)と思って、やはり焦った。長男だし。おばあちゃんもそろそろ長くないし。焦るよ。
いよいよとどめを刺したのは、つい昨日、大学1年から5年付き合ってた女性がFacebookで結婚の報告をしているのを見た時だった。こっからがこの日記の本題。
・・・いや、そんなことFacebookで、て。もう友人の結婚も出産も大体だいじなことはFacebookで知る。
そんな世の中なんだね。
て、いやいやいや、そもそも別れて7か月かそこらじゃないすか。
5年も付き合ってたのにな。まあ尻切れトンボな最後だったけど。
男の恋愛は名前を付けて保存で、女の恋愛は上書き保存、
とは言うけど女の恋愛はもはやインストール/アンインストールだなーと。
悲しみ。悲しみのあまり昨日は発散したくて一人カラオケしてきたよ。
でも発散なんてされるわけもない。フジファブリックの好きな曲の「bye bye」という歌には別れても相手の幸せを祈るような歌詞があったけど、歌いながら「そんなもん嘘っぱちだな」って思った。心が薄汚れているからなのかな。
彼女だった人の相手は自分よりブサイクであってほしいし、
自分より性格クソであってほしいし、自分が付き合ってた時の方が楽しかったみたいな感じであってほしいな、と思うばかり。
よりを戻したいとかはなくて、単純に自分を差し置いて幸せになるようなことが気に食わない、面白くないなーと思う。
まあ相手の不幸を祈るよりは、自分が幸せになるには、を考えたほうが良い。それは間違いないけど、こういう形でも吐き出さずを得られなかった。
ここまでお付き合い、ありがとうございました。
【映画の感想】バクマン
GWいかがお過ごしでしたでしょうか。
あるいは10連休でまだ途中という人もいるかもしれません。日曜日、震えて眠っていてください。
僕のGWは、特に旅行に行く相手や友だちもいないので映画借りて見たり積んである本を少し消化したりといつもの休日の長いバージョンでした。借りた映画はトランスフォーマー4作と
トランスフォーマーは良い意味で特に言うことなく素晴らしいので、バクマンの感想をサクッと記載します。読んでる人は原作も映画も見てる前提で…
Twitterなんかでも評判が良かったので見てみたけど、2時間でよくまとまってたと思います。原作は中3から始まり高校・大学と時系列は進んで行くけど映画は高2で初の連載スタートから終了まで。
原作は登場人物も多くてそれぞれフォーカスされたエピソードもあるので映画はできる限り絞って出していたのでそこは良い判断だなぁと思った。
良いキャラも多いんですが露骨に嫌〜なキャラも多いんですよね。
ムカつくオタクの同級生とか、空回りする編集とか、拗れていく中井さんとか…
その辺りを切ってくれたのは良かった。原作だと別にいいんですけど、映画だと時間限られてますしね。
逆に、亜豆とサイコーの恋愛と
サイコーとシュージンの絆のようなものは深掘りし切れてなかった印象。サイコーとシュージンのあだ名については後半で思い出したように頻発されてたので気になった。(僕が見逃していただけであればすみません)
亜城木夢叶のPNも使わないのはちょっと勿体なかった気もする…
アンケート順位争いを象徴するようにサイコーとシュージンvs新妻エイジがペンで戦うシーンがあったんですが、そこはいらないと思ったので、余計に重要な要素がオミットされてるのが気になった。
まぁ、バクマンはアニメ化に向けて漫画家としてジャンプでのし上がるというのが大筋のストーリーだけど、
他に恋愛だったりライバルの漫画に対する考え方であったり、色んなテーマが絡んでるのでどれか一つに絞ると、大元のテーマであってもアンバランスに思えてしまうのかもしれません。
ちはやふるみたいに、上巻・下巻という感じで二部作以上にやっても良かったんじゃないかなぁ〜という感じはありますね。
文句が多くなりましたが決して悪くないです。原作が好きなのであれもこれもと欲が出てしまうんですが、原作にあるような熱い展開も映画ではきっちり再現されてます。
原作読んだことない人も入門として見るのもいいんじゃないでしょうか。
最後に一言言わせてもらうと蒼樹さんが出てないのがちょっと残念でした。