鉄血のオルフェンズ 最終回見終わった感想

鉄血のオルフェンズが終わった。
毎週日5を楽しみにしていたけど楽しみが減ってしまった。

今日は個人的な感想を書いていきたい。

ハード(過ぎるほど)なストーリーの展開、バルバトスの異形さと格好良さ、魅力的なキャラ、このあたりは良かった。
話によってはモビルスーツ戦自体無い回がチラホラあったり、ビームがほぼ登場しない、主人公が死ぬ、ガンダムシリーズのセオリーを敢えて外してきたのも挑戦的だった。
最終話まで展開が読めなかったので毎週飽きずに見ていられた。

ただ、いかんせんフラストレーションの溜まる展開が多すぎた。
敵サイドばかり生き残り、オルガハッシュシノラフタ始め味方は雑に死に、ある意味リアリティがあるとも言えるけど、結局エンタメ作品なんだから、カタルシスを感じさせて欲しかった。イオク様を圧死させたりサウナお爺ちゃんがオトシマエつけたくらいでは到底気が晴れないよ…

小説版ならそういう展開もありだっただろうけど、4クールのアニメには合わないんじゃ無いかな…

タチの悪いガンダムオタクみたいに鉄血は糞だとかいう評価はするつもりはなくて、見終わった後の気持ちとしては、スポーツ観戦して応援してたチームが不甲斐ない敗け方をした時のような感じ。
それでそのチームやスポーツが嫌いになるわけじゃないけど、(勝つところが見たかったのになぁ)って思うわけですよ。

生きて欲しかったキャラが雑に死んじゃったし倒して欲しかった敵が生き残ってしまったからそれが不満だった。

まぁ、結局鉄血が伝えたかったことと、自分が鉄血に求めていたこととで不一致があったということなんだなぁ。

個人的に、鉄血のオルフェンズは悔しさが残るガンダムだった。あの結末では、続編も望めまい。暁が戦うのも違う気がするしな。

もう10年放送が早かったら、シミュレーションゲームでマルチエンディングで、鉄火華生存ルートとかあるゲームとか出ただろうな。PSPとかで。色々と惜しい。