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【映画の感想】シン・ゴジラ

いま話題のシン・ゴジラを日曜日に見にいった。

ゴジラシリーズ自体は全然見たことなくて、(たぶんちゃんと見たのは世の中が無かったことにしようとしているアメリカ版ゴジラぐらい)今回のシン・ゴジラについても特別関心が高かった、というわけではないのだけど、Twitterのタイムライン見てたらなんだかすごい評判なのでつい気になって見に行った次第。

映画館には満員とは行かないまでも珍しく老若男女紛れて人が入っていた印象。年配の方は初代ゴジラをリアルタイムで見てたのかな。

(同じ映画館行くスパンが1週間とかなると予告編が見たことあるやつばっかりで辛いね・・・)
 
本編は会議のシーンが多くてゴジラの出番が少ないとか、エヴァっぽいとか、石原さとみが浮いてるとか言われてるけど全体的に満足度はかなり高い映画だった。
見てないという人はこれ以上読まずに速攻映画館に行ってみてほしい。
 
石原さとみは外国人役で、確かに浮いてる節はあったけど○ーオンでしっかり学んだんだから許したげて。あの英語が許せないって人はイー○ンに文句言え。
会議シーンは確かに多いけど、日本で怪獣が出たらどうなるのかってことをリアルに伝えてくれたと思う。(何言ってんのかさっぱりな部分も多かったけど専門家の意見なんだなあという説得力があった)
 
ゴジラという脅威に対して、主人公だったり、総理だったり自衛隊だったりいろんな立場の人たちがそれぞれの役割の中でできうる限りのことをして対抗するのは、まさにキャッチフレーズのゴジラ対日本を表してると感じた。
 
問題のゴジラは、ずっとポスターのビジュアルで出てくるもんだと思ってたから初めて姿を現したときは誰だお前!?と衝撃を受けた。目がぎょろぎょろしてるしエラから血がドバドバ出るし不気味ってレベルじゃなかった、ゾワゾワさせられた。そんな第二形態から第三を経てポスターのゴジラ第四形態へ。
自衛隊・米国軍が様々な兵器を駆使して攻撃するも、アメリカの地面貫通させる爆弾以外は全然効かない。
この辺、兵器に詳しい人とかは垂涎ものなんだろうな、と思ってみてた。
当方兵器には詳しくないので「いまの兵器ってすごいんだね」という小学生並みの感想しか出てこなかった。
それに対して、ゴジラの無慈悲な反撃。熱線放射強すぎ、容赦無さすぎ。
東京を壊滅させてく光景はなんだか心に迫るものがあったな。
人も山ほど死んだんだろう、具体的に人が死ぬ描写はないんだけど、主人公サイドの人たち一人ひとり、人となりをうまいこと見せてくれるんで、モブだったとしてもその人にも人生があるんだと想像し易くなって辛かった。見る前から精神的に疲れてたのか
、ちょっと泣きそうになった。
 
終盤、ゴジラの対抗策として血液凝固剤を飲ませるためにポンプ車やら新幹線爆弾やら無人在来線爆弾やら建物爆破で潰しにかかったり、あるものを総動員させてゴジラに立ち向かう展開は良かった。もちろんそれを準備するまでの過程も。
日本が一丸となるところはたしかにエヴァのヤシマ作戦に通じるところはあったような。あとはエヴァのBGMまんま使ってたり、兵器を景気よく使ったり、テロップの使い方とかね。エヴァは好きだからその辺は適度ににやにやできてよかった。
そんなこんなで見事ゴジラを凍結させて何とか日本勝利。
ボロボロの東京で、竹野内豊が「日本はスクラップ&ビルドでやってきた国だ、今回もうまくやれるさ」的なセリフでグッときた。
もろ放射能問題絡めてきたし、震災はすごく意識されて作ってんだろうな。監督なりの日本へのメッセージなのかなと。
 
ラストに映るゴジラの尻尾。あれ短くてよく見えなかったからもっかい見たいw
ゴジラと同じ背びれのある骸骨が取り込まれてるのはなんとなくわかったんだけどな。
ロダンの地獄の門的な、意味深な神話っぽいオブジェなのかとその時は思ったんだけど
細かく見ると色々考察されそうなラストだったな。
 
だらだらと書いてしまったけど、総じてシン・ゴジラは良かった。日本でも、こんな映画が作れるもんだと神から目線で感心しました。今年色々見た中でも一番かも。
映画内のセリフを借りると「日本はまだやれる」と思った。2回3回見たいという気持ちもわかる。もっかい、ゴジラ第二形態に会ってゾワゾワしたい。