【映画の感想】バクマン
GWいかがお過ごしでしたでしょうか。
あるいは10連休でまだ途中という人もいるかもしれません。日曜日、震えて眠っていてください。
僕のGWは、特に旅行に行く相手や友だちもいないので映画借りて見たり積んである本を少し消化したりといつもの休日の長いバージョンでした。借りた映画はトランスフォーマー4作と
トランスフォーマーは良い意味で特に言うことなく素晴らしいので、バクマンの感想をサクッと記載します。読んでる人は原作も映画も見てる前提で…
Twitterなんかでも評判が良かったので見てみたけど、2時間でよくまとまってたと思います。原作は中3から始まり高校・大学と時系列は進んで行くけど映画は高2で初の連載スタートから終了まで。
原作は登場人物も多くてそれぞれフォーカスされたエピソードもあるので映画はできる限り絞って出していたのでそこは良い判断だなぁと思った。
良いキャラも多いんですが露骨に嫌〜なキャラも多いんですよね。
ムカつくオタクの同級生とか、空回りする編集とか、拗れていく中井さんとか…
その辺りを切ってくれたのは良かった。原作だと別にいいんですけど、映画だと時間限られてますしね。
逆に、亜豆とサイコーの恋愛と
サイコーとシュージンの絆のようなものは深掘りし切れてなかった印象。サイコーとシュージンのあだ名については後半で思い出したように頻発されてたので気になった。(僕が見逃していただけであればすみません)
亜城木夢叶のPNも使わないのはちょっと勿体なかった気もする…
アンケート順位争いを象徴するようにサイコーとシュージンvs新妻エイジがペンで戦うシーンがあったんですが、そこはいらないと思ったので、余計に重要な要素がオミットされてるのが気になった。
まぁ、バクマンはアニメ化に向けて漫画家としてジャンプでのし上がるというのが大筋のストーリーだけど、
他に恋愛だったりライバルの漫画に対する考え方であったり、色んなテーマが絡んでるのでどれか一つに絞ると、大元のテーマであってもアンバランスに思えてしまうのかもしれません。
ちはやふるみたいに、上巻・下巻という感じで二部作以上にやっても良かったんじゃないかなぁ〜という感じはありますね。
文句が多くなりましたが決して悪くないです。原作が好きなのであれもこれもと欲が出てしまうんですが、原作にあるような熱い展開も映画ではきっちり再現されてます。
原作読んだことない人も入門として見るのもいいんじゃないでしょうか。
最後に一言言わせてもらうと蒼樹さんが出てないのがちょっと残念でした。